人気ブログランキング | 話題のタグを見る
草食系男子に見る報道の曖昧さ
こんばんは、gh85です。
最近勉強していることを記事にしておきます。

今年からか去年からか、私はあんまり興味ないんですが
『草食系男子』という言葉が流行ってます。
今のところ流行語大賞にほぼノミネート確定でしょう。
で、この『草食系男子』の報道に関してハッキリと言えるのは
こんな話題気にも留めなくて良いということです。
ハッキリと申しまして、こんなことで深刻な問題なんて起きませんし
個人的にはあと10年もしたら
ガツガツしたオトコが増えてきました!みたいなことになってたりするんでしょう。

で、それはともかくとして。
報道を少しかみ砕いて見てみると面白いことに気付くのです。
メディアによって、発信者によって
『草食系男子』の意味が若干異なっているんです。
このことに触れた記事はそう多くないので
私としてはそこが疑問です。

まず、『草食系男子』という言葉の発端は
深澤真紀さんという41歳のおばちゃんが作り出したものです。
これはハッキリと事実として明らかになってます。
で、このおばちゃんを発端として様々なメディアが
金儲けのため、視聴率のため、話題作りのために動き出しました。

どうしてこんなに話題になったのかを考察すると
おそらく『一緒にベッドで寝てもエッチしないオトコがいるのだ』という
単純だけども、強烈なインパクトがあったことが大きいんだと思います。
これ、多くの場合『ウソでしょ!?』という話になります。
私も最初はそう思いました。アホじゃないのかと。抱けよと。
情けねぇなぁと。それでもオトコか?などと。

でも、よ~く考えると、誰も好みじゃない女とは寝ません。
(穴さえあれば的なオトコも一定数存在しますが)
テレビに出て『私は草食男子を家に泊めて何もされませんでした』と言ってる女の子は
根本的に男性気質な女性が多いです。これも注意深く報道を見てればわかります。
ムチャクチャ可愛いくて、セクシーな要素もある女性が
『私、何もされなかったんです』なんて報道は見たことがありません。
基本的に可愛い女の子は出会いがある場所に行けば
当然のようにアプローチされまくって、
少しでもスキを見せようもんなら家やホテルに連れ込まれて抱かれます。
だから、基本的にはそういう女の子は
『草食男子なんて本当にいるのかしら?』なんて思ってます。
統計は取ってませんが(笑)
個人的に可愛い女の子の話を聞いてるとそんな感じです。

このようなことで最初の発信が伝わっていく過程でミスが起きたのです。
単純にテレビなどではインパクトのみが優先され伝わってしまったのです。
最初の発信者である深澤真紀さんの言う『草食男子』と
テレビが言う『草食系男子』との意味合いに
かなりの曖昧さが生まれてしまったのではないだろうかということです。

深澤真紀さんがおっしゃることはもっとソフトな意味合いだと私は受け取ってます。
なんかテレビのインパクト先行報道によって
この深澤真紀さんがかなり批判されてるらしいですが
これは正直かわいそうだなぁと思います。

深澤真紀さんが伝えたいのはおそらく以下のような感じ。
昨今の若い男性は女性を性の対象ではなく
どんなことも分かち合える普通の友人として見ることができるようになった。
女性との友情なんてあり得ないという価値観を
若い世代は『古い』と無意識的に選択して、
価値観自体がもっと柔軟なものになってきたと。
女性からだってデートに誘っていいし、プロポーズだってしてもいいじゃないですか。
だからといって、男性が一概に情けなくなったというわけじゃないですよ。

別に深澤真紀さんの言う『草食男子』は男性として情けないという意見じゃないんですね。
それをテレビや雑誌はインパクト優先で
『家に泊まってもエッチをしないオトコ』
『遊びに誘ってきたくせに、特にデートコースを決めてないオトコ』
という感じで男性が情けなくなってきたみたいな報道に仕立て上げてきたわけです。
これは普通に友人としてしか見ていない女性の場合
極当たり前のことかなぁと私は思いますね。
ただ単純に趣味が合って、遊びたいと思う女性もいますしね。
彼女にしたいとかエッチしたいっていう女性とはまた別の話じゃないかと。

まぁそんな感じで考察を進めています。
こういうことでも報道のいい加減さがわかるような気がします。
視聴率がかかってるのでインパクト重視にせざるを得ないんですけどね。
恋愛を面倒だと思う層が増えてるのは否定できないんで
完全にウソってワケでもないのがまた難しいところなんですが。

ちなみに、こんだけツラツラと書いてきましたが
私は女性との友情はあり得ないかなと思う派です(笑)
by gh85 | 2009-05-02 23:05 | ニュース・時事
<< 木村カエラ ゼクシィCM ワケがわからないこと >>